2019年3月17日日曜日

子ヤギ



農場の春は子ヤギの誕生から始まります。農場の山羊飼育マニュアルに沿い稲わら定食(米ぬか、ふすま、Ca,Na)を食べていれば、健康なお産につながって心配はありません。

と思いきや、小学校から帰ったメスのみなちゃん、子ヤギの足が出てからなかなか産まれず、引っ張ってみたもののさっぱり出そうにない、久々に獣医の丸山先生にお越しいただき1時間くらいも格闘の末、見事引っ張り出し誕生ということになりました。先生ありがとうございました。おかげで母子とも元気で餌もパクパク、子山羊はもう跳ね回っています。

3頭の子ヤギがすくすくと育っています。山羊の感心することは氷が張るほどの寒い日に産まれても、まったくお構いなしに親のおっぱいに吸い付いて3日もすれば、飛び回っている彼らの強さに感服です。

寒い日はホッカイロを3枚もおなかに貼り付け、厚い防寒着を着け、なおかつ、ほっかむりしなければ寒さをしのげない超寒がり屋のわが身を反省すること、しきりです。

それにしても今回のみなちゃんの難産は一頭しか生まれなかったため、おなかの中で子ヤギが大きくなりすぎたようで、餌を後半増量したことや、小学校でおいしいものをいただき過ぎたんかなあなどと振り返っています。初産であったことも一番の原因のようです。それと予定日が確定していなかったこともあります、ともあれ親子ともげんきだったのでよかった良かったですね。

小学校のみんなもきっと喜んでいることと思います。


昨日は天候も良かったのでイチジクの周囲の雑草を削りました。イチジクの大敵、シンクイムシは下に雑草を生やすと必ずムシがイチジクの木を食します。(今年は草が生える前に木の周りを削ってーまさに草を視ずして草をとるぞ。)そんなことを自分に言い聞かせました。

もう大地の春は動いているんです。



0 件のコメント:

コメントを投稿