2019年2月15日金曜日

雪降りの朝


今年一番の雪降りでした。午前3時頃に村の中の道路を除雪車が来て車が通れるように除雪してくれます。朝、鶏の餌やり他ヤギの管理などのため、畜舎までの1km近くを歩いて通います。新雪が降ってまだ薄暗い道路をゆっくり歩いて、たどり着きます。早起きの鶏はもう餌を遅しと鳴いて催促です。

ヤギも3頭が鳴いて毎食熱烈な催促です。3月始めに1頭が生まれそう、お腹がもうパンパン、従って餌の催促もハンパなく大騒ぎです。稲わらを水に浸して、ふすまと米ぬかをまぜた朝定食は、大好物、大きなバケツに半分も食べて、まずは満足、もっとも一日2食としています。臨月の動物は特におなかが大きい場合はそんなに食べるのって言うくらいに食欲が大盛なのです。

それにしても新雪の降った朝は景色が最高です。まさに童話の世界に突入したような錯覚が起こるほど、感動の世界に変わります。百姓でよかったー。この村に住んで良かったー。のひと時となるのです。

いまどきの若い人たちは村を余り良しとしない傾向がありますが、小さい頃の体験の問題なのかはたまたそれ以上に都市文化をこよなく受け入れているためなのか、ぜひもっと村の・・・農の・・・すごいところを知ってほしい。堪能して欲しいと思うのであります。

あたり一面雪で覆われた日のなんともいえない安堵感は格別です、あたり一面 白い景色、山も木も、雪で埋まって、ふんわかした景色は誰も来ない何も聞こえないそんな安心の味わいがあるのです。昔ほど雪の中にすっぽりはまった超大雪の時代とは程遠いのですが。それでも何かやさしい安堵感に包まれるのはなぜなんだろう。

でももう今年もこれで雪降りは終わりかい・・・・・。温暖化の根は深そうだ・・・






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