2019年1月14日月曜日

2019年の「賽の神」、災害の無い良い年になりますように










周囲に雪もなくとても作りやすい今冬の「賽の神」作りでした。村の皆で8時から集まって
約2時間、わら集め、竹切り、竹運び、作り方、毎年の年中行事です。

作ってから雪が降って若しくは雨が降って、なかなか燃えにくかったことも何度かあったり、でも今年は製作後雨もまったくなく、からからの稲ワラでの賽の神はとても燃え上がりが良く、餅焼きや、するめ焼きもとても良く、果たして良いことがありそうな賽の神でした。

午前中からトン汁仕込み班は大なべに村中の皆の「トン汁作り」お酒を飲みながらのアツイ仕事なのですが、毎回、おいしい味で定評があって喜ばれます。今年も大なべは空っぽとなり大好評でした。

近くに嫁いだりまた親戚の皆様も集まって、皆がこの賽の神に集まり、久々の顔合わせを楽しみにもしていて、そこここで会話が始まって、笑い声や大きな談笑の声が響きます。誰かの「この火があるからこの辺は災害がないんだねー」と、そこらへんの因果関係は別として、今年もいい年に、そして豊作になってほしいと願うものであります。

年々作り方も年配組がやっていることで、若い人たちが減ってきている日本中の村の事情ですが今年のわが村は、我が家の小6と小3のお姉ちゃんたちがお手伝いに加わってくれたこと、そしてその年代の子供たちが一緒にワラ集めを手伝って(車に乗って稲わらを各戸から集める仕事)くれたことが、なんか何よりもの応援団でありました、。


若い人たちが住みやすい(所得を得やすい仕事があること、心配事が無いこと、楽しいことがあること、など等)村、国つくりが今求められていると思うのです。

世界一の工業立国、先進国なのになぜ、若者が夢を広げることができないのでしょう、地方の人口がみるみる減ってきて小学校や保育園が投合投合、変です。お金持ちがお金にものを言わせて、政治を牛耳って自分たちに都合のいい税制度、など等、ちょっと待ってですね。

ともあれ今年の賽の神はまっすぐに炎が燃え盛り、見事でした、きっと災害も無い豊作年になってくれることと願い、また日本がいい国になりますようあわせて賽の神様に願ったものです。
 

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